事業の概要

 埼玉県白岡市篠津北東部地区における本プロジェクトは、農業の持続的な発展と地域の振興の両立を目指して、耕作放棄が進んだ農用地区域において、農業法人の株式会社サラダボウル(山梨県中央市、以下サラダボウル)が事業主体となって土地改良事業を実施し、整備された大区画の農地を活用してAI 等の最先端技術を導入した次世代の農業の実現を目指しています。
また、土地改良事業によって創設された非農用地区域においては、東急不動産株式会社(東京都渋谷区)が一体的に開発事業を推進し、最先端の物流施設を建設しました。

 プリムローズ株式会社(東京都中央区)は、本プロジェクト全体のコーディネートを行いました。
宅地等として利用できる都市的土地利用が可能な非農用地区域は、事前に関係機関との調整を経て設定されることから、土地改良事業の認可後には法令の諸手続きを円滑に進めることができ、スピード感を持って事業を推進することができます。

 このプロジェクトは、スキーム各社の持つ様々な知見を組み合わせ、地元行政の課題であった耕作放棄地の解消による土地の有効利用と大規模施設園芸の展開による農業の成長産業化、農業法人及び進出企業による安定した雇用の創出、進出企業との連携による地域防災力の向上を民間資本により同時解決する国内初の事業となっています。

※現状のイメージであり、今後変更となる可能性があります。

所在地 白岡市篠津の一部
事業面積 約10.9ha
農用地区域面積 約 7.8ha
非農用地区域
(開発区域)面積
約 2.8ha